二十歳までに観とかなあかん映画選(本気)"トークイベントを開催しました!

二十歳までに観とかなあかん映画選(本気)"トークイベントを開催しました!

元町映画館と映画チア部がコラボした特集上映"二十歳までに観とかなあかん映画選(本気)"は、え〜がな500のキックオフイベントでもあります。そこで、参加劇場6館の支配人をお招きし、「二十歳までに観とかなあかん映画」とはなにか?トークしていただきました!

(左から、司会進行を務めた映画チア部の肥田、田中、え~がな対象館の第七藝術劇場・松村さん、シネ・ヌーヴォ・山崎さん、京都みなみ会館・吉田さん、立誠シネマ・田中さん、シアターセブン・福住さん、元町映画館・林さん)


➖二十歳までに観とかなあかん映画とは?

青春映画を観てほしいと吉田さん。今、自分が経験している青春の映画を観てほしいと、自身の青春を振り返りながらお話ししていました。これにはみなさん納得の様子。また、1本あげるとしたら『トゥルーマンショー』とのこと。

松村さんは、観てない映画の方が多いので選ぶのが難しい…ということで、バスフィードの「25歳までに観ておくべき映画25本』を引用しながらお話ししてくださいました。

山崎さんは、『ポンヌフの恋人』や『蒲田行進曲』、『車夫遊侠伝・喧嘩辰』といった作品名を挙げられましたが、小栗康平監督の『眠る男』が最も記憶のよみがえる映画とのことでした。松村さんも山崎さんも、映画に基づいた記憶(たとえば、劇場のポップコーンの味とか誰と行ったかとか)を話されているのが印象的でした。

立誠シネマ、田中さんは「なし」の一言。人に選択を委ねてはいけないと熱く話されていました。

田中さんの話を聞き、林さんが「今の若い人は選ぶことがヘタクソ。"選択"に目を向けてほしい。自分で選択するきっかけになれば。」と今回の特集上映の企画意図をお話ししを。また、自分の選んだ映画がつまんなかったとしても、その中からおもしろいところを探す、つまんなさをおもしろがることが大事だとお話しれていてなるほどなと思いました。自分で選択して映画を観ていきたいですね。


➖11月はえ〜がな500月間!学生に観てほしい映画は?

元町映画館:『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』
シアターセブン:『グッバイ、サマー』、『あたらしい野生の地-リワイルディング』
立誠シネマ:『ひそひそ星』
京都みなみ会館:『ひなぎく』『不思議惑星キン・ザ・ザ』(え〜がな500対象外だけど、『PK』もオススメ!)
シネ・ヌーヴォ:維新派代表・松本雄吉追悼特集、大阪〈生きた建築〉映画祭(え〜がな500対象外だけどマノエル・ド・オリヴェイラ追悼特集もオススメ!)
第七藝術劇場:(あえてあげると)『黒い暴動』『ケンとカズ』この機会にふだん観ないような映画を!



え~がな500は、
*学生証持参
*二人以上での来館(学生同士じゃなくてもOK!)
*え~がな500公式サイトから画像をダウンロード
で映画が500円で観れるなんともオトクな企画!

この機会にぜひぜひ活用しましょう ◎ そして、たくさん映画を観よう!


(ハヅ)

映画チア部

神戸・元町映画館を拠点に関西のミニシアターの魅力を伝えるべく結成された、学生による学生のための映画宣伝隊。